こんにちは。
シンプルでシックなDIYインテリアの参考書を探して、今日もいろいろな本を眺めています。今回ご紹介するのはこちらの本。
『Love Customizer(ラブ・カスタマイザー)〜簡単!インテリアDIYのアイデア〜』石井佳苗 著(エクスナレッジ)
著者は、インテリアを中心にスタイリストとして雑誌などで活躍されている石井佳苗さん。中古物件を購入し、自分好みにカスタマイズして暮らしていらっしゃいます。
こちらの本では実際にご自宅が登場。簡単にできるインテリアDIYのアイディアや、部屋全体のリノベーションの様子まで紹介されています。
この本の気に入ったところは3つ。
DIYがほどよいバランスで取り入れられた空間
インテリアDIYというと、時に凝りすぎたインテリアや、DIYのもので埋め尽くされたお部屋などを目にすることがありますが、基本的にはシンプルで物が少ない部屋が好きな私としては、少し息苦しく感じることも。
でも、石井さんは、必ずしも手作りにこだわっているわけではなく、時には既製品も活用しています。
そのスタンスが、部屋の抜け感にもつながっているのかも。余白を残したお部屋は、インテリアが映えるおしゃれな空間になっています。
そう、始めるとついつい夢中になってしまいますが、やりすぎないのって本当に大事なことだと思うんです!常に一歩引いた目線を忘れないようにしなきゃ。
簡単にできるのに、おしゃれに見えるDIYアイディアが満載
ガチャ棚の棚板をあえて小口だけペイントしてみたり。ワイン箱を壁に取り付けてみたり。引き戸の取っ手を替えてみたり。照明を替えてみたり。
それでもやりすぎた感じが一切しないところに、スタイリストさんならではセンスが光るのです。プロの技はすごいなあ・・・。
昭和のお家に取り入れやすいテイスト
こちらの家はもともとが中古の一軒家ということもあり、リノベ部が作業中の昭和のお家ととてもよく似た雰囲気。
昭和のお家のリノベを考えた時に、どういうテイストにするのかかなり悩みました。(今も悩み中だけど!)
ナチュラルスタイルや、アンティークスタイル、ブルックリンスタイルなど、、それぞれはとても素敵だと思うのですが、昭和のお家に取り入れるとなると、どうしてもちぐはぐな印象や、やりすぎ感が出てきてしまいそう。
かといって古民家風や昭和レトロなスタイルは、自分の好きなテイストとも違う気がする・・・
そんな時にこの本を見て、この雰囲気なら古さを生かした空間になじむのでは、と感じました。
ぽわわーんと妄想して、、、
例えてみるなら、工場やプロダクト系のテイストと、パリっぽさとが同居するようなイメージでしょうか。
元・和室のベッドルームや、
押入れのカスタマイズのアイディアも。シンプルだけどおしゃれな雰囲気で、そのまま真似したいくらいです!
この本を見て、リノベ部も和室のペイントに踏み切ったんですよー。こちらの記事ぜひどうぞ!→和室を洋室にDIYリフォーム
具体的なhow-toも写真つきで載っていて、参考になりました。
さりげないけれど、さすがプロ!なセンスが感じられる一冊です。
ではまた!
Damon
>昭和のお家のリフォーム中。目次はこちら!